この記事では、パソコンにモバイルバッテリーを接続する際のメリットとデメリット、そして安全に使うためのコツを紹介します。
パソコンにモバイルバッテリーを使うことで、外出先や停電時などにもパソコンを使い続けることができますが、注意しなければならないこともあります。
パソコンにモバイルバッテリーを使う前に、ぜひこの記事を読んでみてください。
パソコンにモバイルバッテリーを使うメリット
出先で、バッテリーがなくなった時に充電できるメリットはすぐに浮かびますが、その他にどんなメリットがあるのか見てみましょう!
パソコンのバッテリー寿命を延ばすことができる
パソコンのバッテリーは、充電と放電を繰り返すことで劣化していきます。
パソコンにモバイルバッテリーを接続することで、パソコンのバッテリーの消耗を抑えることができます。
モバイルバッテリーは、パソコンのバッテリーが減ったときに自動的に充電を開始し、パソコンのバッテリーが満タンになったときに自動的に充電を停止します。
これにより、パソコンのバッテリーの充電回数を減らすことができます。
電源がない場所でもパソコンを使える
パソコンにモバイルバッテリーを使うことで、電源がない場所でもパソコンを使うことができます。
例えば、外出先や移動中、キャンプや災害時などにもパソコンを使うことができます。
モバイルバッテリーの容量にもよりますが、一般的にはパソコンのバッテリーを1回分以上充電することができます。
モバイルバッテリーを持っていれば、パソコンのバッテリーが切れても安心です。
パソコンにモバイルバッテリーを使うデメリット
デメリットは、メリットより知っておかなければならないので、よ~くチェックしておきましょうね!
パソコンとモバイルバッテリーの仕様が合わないと危険
パソコンにモバイルバッテリーを使う場合は、パソコンとモバイルバッテリーの仕様が合っていることを確認する必要があります。
パソコンとモバイルバッテリーの仕様が合わないと、パソコンやモバイルバッテリーが故障したり、発熱や発火などの危険が発生する可能性があります。
パソコンとモバイルバッテリーの仕様が合っているかどうかは、以下の点をチェックしてください。
・パソコンの入力電圧とモバイルバッテリーの出力電圧が同じか大きいこと
・パソコンの消費電力(入力電流)とモバイルバッテリーの出力電流が同じか小さいこと
・パソコンの充電端子とモバイルバッテリーの出力端子が同じか変換アダプターがあること
パソコンとモバイルバッテリーの重量が増える
パソコンにモバイルバッテリーを使う場合は、パソコンとモバイルバッテリーの重量が増えることを覚悟しなければなりません。
パソコンとモバイルバッテリーを一緒に持ち運ぶと、カバンの中がかさばったり、肩や腰に負担がかかったりします。
モバイルバッテリーの容量が大きいほど、重量も大きくなります。
パソコンとモバイルバッテリーの重量を軽減するためには、以下の点に注意してください。
・パソコンとモバイルバッテリーの容量を必要最低限にすること
・パソコンとモバイルバッテリーのサイズを小さくすること
・パソコンとモバイルバッテリーのケーブルを短くすること
・容量を必要最小限にするとバッテリー自体が弱ってくると1日持たなくなるのも早まるため、そのあたりも考慮が必要。
・サイズを小さくするのは、容量を落とすのとだいたい比例してます。
バッテリーの進化で小型大容量のものが出ればいいのですが。
・ケーブルなんかは、もともと重くはないので、あまり気にすることではないですね!
パソコンにモバイルバッテリーを使えるかどうか確認する
まず、パソコンにモバイルバッテリーを使えるかどうか確認する必要があります。
パソコンにモバイルバッテリーを使えるかどうかは、主に以下の3つの要素で決まります。
パソコンの充電端子の形状
パソコンの充電端子の形状は、メーカーや機種によって異なります。
一般的なものは、円形のDCジャックやUSB Type-Cなどです。
モバイルバッテリーには、これらの充電端子に対応した出力端子が付いているものがあります。
しかし、一部のパソコンは独自の充電端子を採用している場合があります。
その場合は、モバイルバッテリーから直接充電することはできません。
その場合は、パソコン付属のACアダプターとモバイルバッテリーの間に専用の変換ケーブルを接続する必要があります。
今の時代は、変換ケーブルや変換アダプタが充実しているので、こんな時助かりますね!
パソコンの入力電圧と電流
パソコンの入力電圧と電流は、パソコン本体やACアダプターに記載されています。
例えば、「19V 3.42A」というように表示されています。
この場合、19Vは入力電圧、3.42Aは入力電流を表します。
モバイルバッテリーにも、出力電圧と出力電流が記載されています。
例えば、「5V/9V/12V/15V/20V 3A」というように表示されています。
この場合、5Vから20Vまでの間で出力電圧を切り替えられることを表します。
出力電流は3Aです。
パソコンにモバイルバッテリーを使う場合は、モバイルバッテリーの出力電圧がパソコンの入力電圧と同じかそれ以上であることが必要です。
また、モバイルバッテリーの出力電流がパソコンの入力電流と同じかそれ以上であることが望ましいです。
この例では、全て問題なくクリアしてますね!
PC19Vに対してBAT20V⇒OK(MAX19V)
PC3.42Aに対してBAT3A⇒OK(MAX3A)
パソコンとモバイルバッテリーの容量
パソコンとモバイルバッテリーの容量は、充電時間や使用時間に影響します。
パソコンの容量は、バッテリーのWh(ワット時)やmAh(ミリアンペア時)で表されます。
例えば、「48Wh」というように表示されています。
モバイルバッテリーの容量も、同様にWhやmAhで表されます。
例えば、「20000mAh」というように表示されています。
パソコンにモバイルバッテリーを使う場合は、モバイルバッテリーの容量がパソコンの容量と同じかそれ以上であることが望ましいです。
そうすることで、パソコンのバッテリーを一回分以上充電することができます。
ただし、モバイルバッテリーの容量が大きいほど、重さや価格も高くなりますので、自分の用途に合ったものを選ぶことが大切です。
私の使っているバッテリーは20000mAhで1日使ってもなくならず安心ではありますが、重いです。
とらまんの経験上、斜め掛けバッグやショルダーバッグだと、重量が均等にかからないため、肩や腰を痛めるのでリュックがいいですよ!
パソコンにモバイルバッテリーを使うときのコツ
コツと言っても、当たり前のことを多く書いてますが、参考になることも多いので書いておきますね!
パソコンとモバイルバッテリーの充電状態を確認する
パソコンとモバイルバッテリーの充電状態を確認することで、パソコンとモバイルバッテリーの効率的な使い方ができます。
パソコンとモバイルバッテリーの充電状態を確認する方法は、以下の通りです。
・パソコンの充電状態は、パソコンの画面やキーボードにあるバッテリーのアイコンで確認できます。
・モバイルバッテリーの充電状態は、モバイルバッテリーにあるLEDのランプや数字で確認できます。
パソコンとモバイルバッテリーの充電状態を確認することで、以下のようなメリットがあります。
・パソコンのバッテリーが減っているときにモバイルバッテリーを接続することで、パソコンのバッテリーを充電しながら使うことができます。
・モバイルバッテリーの残量が少なくなっているときにパソコンから切断することで、モバイルバッテリーの無駄な消耗を防ぐことができます。
・パソコンとモバイルバッテリーの充電が完了したときにパソコンから切断することで、パソコンとモバイルバッテリーの過充電を防ぐことができます。
パソコンとモバイルバッテリーの温度を管理する
パソコンとモバイルバッテリーの温度を管理することで、パソコンとモバイルバッテリーの安全性と寿命を向上させることができます。
パソコンとモバイルバッテリーの温度を管理する方法は、以下の通りです。
・パソコンとモバイルバッテリーを直射日光や高温の場所に置かないこと
・パソコンとモバイルバッテリーを通気性の良い場所に置くこと
・パソコンとモバイルバッテリーの間に隙間を作ること
・パソコンとモバイルバッテリーの表面が熱くなっているときは使用を中止すること
パソコンとモバイルバッテリーの温度を管理することで、以下のようなメリットがあります。
・パソコンとモバイルバッテリーの発熱や発火のリスクを低減することができます。
・パソコンとモバイルバッテリーの劣化や損傷を防ぐことができます。
・パソコンとモバイルバッテリーの性能や効率を維持することができます。
パソコンにモバイルバッテリー:まとめ
パソコンにモバイルバッテリーを使うことは、パソコンのバッテリー寿命を延ばしたり、電源がない場所でもパソコンを使えたりするメリットがあります。
しかし、パソコンとモバイルバッテリーの仕様が合わないと危険だったり、パソコンとモバイルバッテリーの重量が増えたりするデメリットもあります。
パソコンにモバイルバッテリーを使うときは、パソコンとモバイルバッテリーの充電状態や温度を管理することが大切です。
パソコンにモバイルバッテリーを使う前に、この記事を参考にしてください。
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