おはぎの不思議なうまさ、食材と発祥地の関係を探る冒険

おはぎは、日本の伝統的な和菓子のひとつです。

もち米とあんこを使って作りますが、その組み合わせがなぜこんなにおいしいのでしょうか?

おはぎの歴史や地域ごとの特徴、おはぎにまつわる風習やエピソードなどを紹介します。

おはぎの魅力に迫る冒険の旅に出かけましょう。

おはぎという食材の歴史と発祥地

おはぎは、平安時代から存在すると言われています。

その名前の由来は、秋分の日にお供えするお菓子だったことから、秋のお彼岸の時期に咲く萩の花にちなんで「おはぎ」と呼ばれるようになったという説が有力です。

春分の日にお供えする場合は「ぼたもち」と呼ばれますが、これは春のお彼岸の時期に咲く牡丹の花にちなんで名付けられたとされています。

とらまん
とらまん

平安時代に春分の日や秋分の日はなかったので、調べてみたところ、これらは1948年(昭和23年)に公布・施工された祝日法で制定されたものなので、昭和に入ってから付けられた名前のようですね!

おはぎの発祥地は、京都とされています。

京都では、おはぎは「おはぎ」と呼ばれることは少なく、「ぼたもち」や「おぼた」と呼ばれることが多いです。

とらまん
とらまん

京都では「おはぎ」と呼んでないのに萩の花にちなんで付けられたということは、「おはぎ」という命名自体は京都ではないということだろうか?

調べてみたところ命名された場所や人物の情報は見つけられませんでしたが、春夏秋冬の季節ごとに4つの呼び方があるとか。

春は「牡丹餅」夏は「夜船(よふね)」秋は「御萩」冬は「北窓(きたまど)」

京都のおはぎは、もち米と白米を混ぜて炊いたものを使って作ります。

あんこは、小豆あんと白あんの両方が使われますが、小豆あんは塩味が強く、白あんは甘さが控えめです。

また、きなこや胡麻などの種類もあります。

おはぎという食材の地域ごとの特徴

おはぎは、日本全国で食べられていますが、地域によって特徴が異なります。

例えば、東北地方では、もち米を白米や麦などと混ぜて炊いたものを使って作ることが多く、あんこは小豆あんが主流です。

関東地方では、もち米をそのまま炊いたものを使って作ることが多く、あんこは白あんが主流です。

関西地方では、もち米と白米を混ぜて炊いたものを使って作ることが多く、あんこは小豆あんと白あんの両方が使われます。

九州地方では、もち米を蒸して作ることが多く、あんこは黒糖で炊いた黒あんが主流です。

おはぎの形や大きさも地域によって異なります。

例えば、東北地方では、おはぎは丸くて小さめです。

関東地方では、おはぎは扁平で大きめです。

関西地方では、おはぎは楕円形で中くらいです。

九州地方では、おはぎは四角くて小さめです。

とらまん
とらまん

とらまんからすると、形はどうでもいいけど大きくしてください。

関東で良かった!

でも、小豆あんが好きなので東北地方がビッグサイズにしてくれれば完璧です。

よろしくお願いします。

 

おはぎという食材にまつわる風習とエピソード

おはぎは、春分の日や秋分の日にお供えするお菓子として知られていますが、その他にもおはぎにまつわる風習やエピソードがあります。

例えば、おはぎはお彼岸の期間中に食べるという習慣があります。

お彼岸とは、春分の日や秋分の日を中心に前後3日間の7日間のことで、仏教では先祖の霊が帰ってくるとされています。

とらまん
とらまん

とらまんの調べによると、春のお彼岸は「ぼたもち」と呼んでこしあんで作られ、秋のお彼岸は「おはぎ」と呼んでつぶあんで作られたようです。

つぶあんズキのとらまんは、秋がいいです。

おはぎは、先祖の霊に供えるとともに、自分たちも食べて供養するという意味があります。

また、おはぎは縁起の良いお菓子としても知られています。

おはぎのもち米は粘りが強く、あんこは甘くて滑らかです。

これは、家族や友人との絆が強く、人生が甘くて平和であることを象徴しています。

また、おはぎの形は丸いか楕円形で、これは円満や完全を意味しています。

おはぎは、幸せや成功を願って食べるという習慣があります。

とらまん
とらまん

当初は砂糖は高価だったので塩餡のおはぎだったようで砂糖の輸入が自由化される1960年代前期までは甘くはなかったようです。

このような言い伝えは、やはり昭和になってから考えられたものなのでしょうね。

おはぎという食材の作り方

おはぎは、自分で作ることもできます。おはぎの作り方は、以下の通りです。

材料(4人分)

(1)もち米 2合
(2)白米 1合
(3)小豆 200g
(4)砂糖 150g
(5)塩 少々
(6)水 適量

作り方

(7)もち米(1)と白米(2)を洗って水に浸けておく。

(8)小豆(3)を洗って鍋に入れ、水(6)をたっぷりと加えて火にかける。
沸騰したら弱火にして、小豆が柔らかくなるまで煮る。
水が少なくなったら足す。

(9)小豆(8)が柔らかくなったら、砂糖と塩を加えて混ぜる。
水分が少なくなってあんこがねっとりするまで煮詰める。
火を止めて粗熱をとる。

(10)もち米と白米(7)の水を切って炊飯器に入れ、水を通常の量より少なめに加えて炊く。

(11)炊き上がったら、もち米と白米をよく混ぜる。
粗熱をとってから、手で丸めやすい大きさに分ける。

(12)あんこ(9)を手で丸めやすい大きさに分ける。
もち米と白米の玉(11)の上に乗せて、手で包むようにする。
おはぎの形に整える。

(13)お皿に盛り付けて、好みできなこや胡麻などをまぶす。
冷蔵庫で冷やしてから食べるとよりおいしいです。

おはぎという食材のアレコレ

おはぎは、シンプルな材料で作ることができますが、工夫次第でさまざまなアレコレができます。

例えば、以下のようなことができます。

おはぎの味を変える

おはぎの味は、あんこの種類や量によって変えることができます。

あんこが苦手な人は、あんこを少なめにしたり、別の具材に変えたりすることができます。

例えば、チョコレートやジャム、クリームチーズやマーガリンなどがおすすめです。

また、もち米と白米の比率を変えることで、おはぎの食感や硬さを変えることができます。

もち米が多いほど、おはぎはもちもちとしています。

白米が多いほど、おはぎはふんわりとしています。

おはぎの見た目を変える

おはぎの見た目は、形や大きさ、色やトッピングによって変えることができます。

形や大きさは、手で丸めるときに自由に変えることができます。

例えば、ハートや星、動物などの形にすることができます。

色は、もち米やあんこに着色料や食用色素を加えることで変えることができます。

例えば、ピンクや緑、黄色などの色にすることができます。

トッピングは、きなこや胡麻のほかに、ナッツやドライフルーツ、チョコチップやスプリンクルなどをまぶすことで変えることができます。

例えば、アーモンドやクランベリー、ミントチョコや虹色のスプリンクルなどがおすすめです。

おはぎの食べ方を変える

おはぎの食べ方は、そのまま食べるのが一般的ですが、別の食べ方もできます。

例えば、以下のような食べ方ができます。

おはぎをスライスして、トーストに乗せて食べる。

温めると、おはぎがほんのり溶けて、トーストがふっくらします。

おはぎを半分に切って、アイスクリームやホイップクリームを挟んで食べる。

冷たいアイスクリームやホイップクリームと、もちもちのおはぎの組み合わせが絶妙です。

おはぎを小さく切って、ヨーグルトや牛乳に入れて食べる。

ヨーグルトや牛乳に浸すと、おはぎがふやけて、柔らかくなります。

おはぎという食材/発祥について:まとめ

おはぎは、日本の伝統的な和菓子ですが、その歴史や地域ごとの特徴、おはぎにまつわる風習などを知ると、よりおはぎの魅力がわかります。

また、おはぎの作り方やアレコレを工夫すると、さまざまなおはぎを楽しむことができます。

おはぎは、家族や友人とのふれあいや、幸せや成功を願うお菓子としてもおすすめです。

ぜひ、おはぎの不思議なうまさ、食材と発祥地の関係を探る冒険に出かけてみてください。

とらまん
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