番餅、その食材の発祥と魔力。中華料理の名店が作る伝統のお菓子の魅力に迫る

横浜中華街の名物デザート「番餅(バンピン)」とは、小麦・卵・ミルクとチーズを練り込んだ生地で、黒餡を包み焼き上げた焼き菓子です。

台湾で修行を積んだシェフが開発した日本人向けの味わいのおやつで、皮と餡のバランスと風味が絶妙なのです。

香港デザイナーの高級感あるパッケージで、横浜中華街の「重慶飯店」各売店やオンラインショップで購入できます。

賞味期限は2か月なので、手土産やおやつに最適です。

この記事では、番餅の歴史やこだわり、魔力について詳しく紹介します。

番餅という食材とは、どんな食べ物なのか

1959年創業、横浜中華街の老舗中華料理店「重慶飯店」が監修する黒餡をふんだんに使ったデザートです。

番餅は、小麦と卵とミルクで作った皮に、あんこを包んで焼き上げたお菓子です。

皮はローストされたクルミがアクセントとなっていて香ばしく、餡はさっぱりとした甘さとなっています。

小さいサイズのものは一口サイズで食べやすく、手軽に楽しめます。

また、日持ちも良いので、手土産やおやつにも最適です。

番餅の名前の由来

元来宮廷のお菓子で、龍の鱗のように見えることから龍餅(ロンピン)と呼ばれていましたが、重慶飯店では、番付に載る商品にすることを願って番餅としました。

その結果、第24回神奈川県名菓展菓子コンクールにて優秀賞を受賞しました!

とらまん
とらまん

おいしくてたくさん食べたいのですが売っているサイズが小か大で、程よいサイズの中サイズがあれば…と思っていたところ2021年10月に中サイズが出たとのことです。

今度、横浜行った時は、自分へのお土産に、迷わず中サイズを買って帰ります!

番餅のこだわり

台湾で修行を積み、中華菓子作り専門国家資格のA級ライセンスと50年以上のキャリアをもつ張清福氏が開発製造を勤めています。

現在の番餅は日本人の洋風嗜好に合わせ、生地にチーズを練り入れ、餡だけでなく生地にも甘味を持たせました。

とらまん
とらまん

番餅の皮は、小麦と卵とミルクでできていると思ってましたが、実はこれにチーズが加わっていたのですね!

番餅は、研究を重ねた努力の結晶ですね!

番餅の魔力とは、なぜこんなにおいしいのか

番餅は、なぜこんなにおいしいのでしょうか。

その魔力は、皮と餡の絶妙なバランスと不思議な風味を持つ餡の味わいです。

皮には小麦と卵とミルクにチーズが練りこまれローストしたクルミがまぶされてます。

餡には菜種油やごま油、竹炭を練り込んで作られていて独特な風味を醸し出しています。

一般的に皮と餡の比率は、2:3が理想とされています。

皮が厚すぎると、餡の味が薄まってしまいます。

逆に、皮が薄すぎると、餡がはみ出してしまいます。

皮と餡のバランスがとれていると、口の中でほどよく溶け合って、絶妙な味わいを生み出します。

とらまん
とらまん

とらまんは、この餡の味に引き込まれ大好物になりました。

似た味わいに月餅がありますが、いろんな味の種類があり過ぎて大好きな小豆餡を買い間違えたことがあるので、間違えない番餅を買います。

番餅という食材は、どこで購入できるのか

番餅は、どこに行けば購入できるのでしょうか。

日本では、横浜中華街が番餅のメッカで重慶飯店の売店で売られています。

横浜には、さまざまな場所に重慶飯店の売店があります。

横浜市にある全ての販売店をご紹介します。

重慶飯店 本館売店

横浜中華街にある重慶飯店の本館に併設された売店です。

番餅のほかにも、鳳梨酥(フォンリースー)や夾心(キョウシン)などの中華菓子を販売しています

住所:神奈川県横浜市中区山下町164

重慶飯店 第一売店

横浜中華街の中心部に位置する売店です。

番餅のほかにも、重慶飯店の名物料理や惣菜を販売しています。

住所:神奈川県横浜市中区山下町185

重慶飯店 新館売店

横浜中華街の南側にある重慶飯店の新館に併設された売店です。

番餅のほかにも、重慶飯店のオリジナル商品や雑貨を販売しています。

住所:神奈川県横浜市中区山下町77 ローズホテル横浜1F

重慶飯店 GIFT&DELI シァル桜木町店

横浜市西区にあるシァル桜木町の1階にある売店です。

番餅のほかにも、重慶飯店のテイクアウトメニューやデリカテッセンを販売しています。

住所:神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1 シァル桜木町

重慶飯店 GIFT&DELI シァル横浜

横浜市西区にあるシァル横浜の1階にある売店です。

番餅のほかにも、重慶飯店のテイクアウトメニューやデリカテッセンを販売しています。

住所:神奈川県横浜市西区南幸1-1-1CIAL横浜B2

とらまん
とらまん

東京にある京王電鉄の京王グループに京王ストアというスーパーマーケットかあります。

ここになぜか番餅が売っていて、初めて食べた時に感動してそれ以来、バレンタインデーに「義理チョコくれるなら番餅にしてくれ!」

と、いつも番餅を買ってもらっていた。

そんな番餅も、最近見なくなったので、横浜に行く時は必ず重慶飯店で買っていきます。

以上の通り横浜でしか購入できないので、遠隔地の方々は、重慶飯店のオンラインショップを利用することで、購入できます。

賞味期限は2か月ほどありますので、お土産にもお薦めです。

包みの箱は香港のデザイナー、アラン・チャン氏によるデザインで、高級感あっていいですよ!

番餅という食材・発祥について:まとめ

「番餅(バンピン)」は、横浜中華街の老舗「重慶飯店」が開発した特製デザートで、小麦・卵・ミルク入りのチーズ生地に黒餡を包み、香ばしく焼き上げた焼き菓子です。

記事では、番餅の魅力に焦点を当て、その製法や味わいについて紹介されています。

台湾で修行を積んだシェフが製造に携わり、チーズを生地に練り込むなど日本人向けにアレンジされた工夫が凝らされています。

横浜中華街の「重慶飯店」各店で購入可能で、通販も利用可能。

特に注目は香港デザイナーによる高級感ある包装で、賞味期限が2か月あるため、手土産やおやつに最適。

また、遠方の方はオンラインショップを利用して購入することも可能です。

とらまん
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