パソコンを使ってIPアドレスの調べ方をマスターしよう!そしてIPアドレスとは?

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IPアドレスの謎に迫る――パソコンを使っていくうちに聞く言葉、IPアドレス。

その謎めいた存在について探求してみましょう。

コマンド編とGUI編の2つの方法で、自分のパソコンのIPアドレスを調べる手順を解説します。

IPv4とIPv6の違いにも触れ、IPv6の登場がもたらす未来の可能性について考察します。

IPアドレスの重要な要素であるサブネットマスクやデフォルトゲートウェイにも言及し、ネットワークの仕組みに迫ります。

情報技術の進化とIoT時代の到来によって、我々が暮らす世界はどのように変わるのか、その先に広がる未知の領域に思いを馳せてみましょう。

パソコンのIPアドレスの調べ方:コマンド編

1.パソコン下の検索窓に「CMD」と入力します。(CMDは、コマンドの略です)
CMD

2.するとコマンドプロンプトアプリが表示されますのでクリックします。
コマンドプロンプト

3.「ipconfig」と入力して「ENTER」を押します。
DOS実行前

4.私のパソコンではLANケーブル接続とWi-Fiの2種類を使用しているので、有線のイーサネットアダプターと無線のWireressLANアダプター(Wi-Fi)の2種類が表示されています。
ipconfig出力結果

表示を見てみるとIPv6(緑)とIPv4(青)の2つの表示がありますが、現在では実際に使用されているのはIPv4のIPアドレスかと思います。

これが一般的にお探しのIPアドレスとなります。

その他「サブネットマスク」や「デフォルトゲートウェイ」というのもIPアドレスなのですが、簡単に説明いたしますと、サブネットマスクは自分の仲間をどのくらい収容できるかというものを表現していて、デフォルトゲートウェイはルーターの居場所を表しています。

ルーターも仲間の1人です。

サブネットマスクというものは、マスクという名前から255.255.255.0みたいな表現をしていて、この仲間の数え方は0~255までの256個の枠をそれぞれ表しております。
255というのは現在は募集してません!という意味であり、最後の部分だけ0となっているので256個の枠が空いてますよ!というようなイメージで充分です。

また、ここには表現されていませんが、グループの親分役となるネットワークアドレスと呼ばれるものや、仲間を探す役割のブロードキャストアドレスというものも存在します。

IPアドレスの話しをし出すと、かなり奥が深い仕組みになっています。

上記の内容を知ってるだけで全然問題ございません!

その他、IPアドレスの情報につきましては、後程説明させていただきます。

パソコンのIPアドレスの調べ方:GUI編

1.パソコン下の検索窓に「CON」と入力します。(CONは、コントロールの略です)
CON

2.するとコントロールパネルアプリが表示されますのでクリックします。
ConPane

3.「表示方法」がアイコンになっていれば「ネットワークと共有センター」
「表示方法」がカテゴリになっていれば「ネットワークとインターネット」を選んでから「ネットワークと共有センター」
ネットワークと共有センター

4.私のパソコンには2種類のネットワーク接続があるので2つ表示されています。
どちらも見方は同じなのでインターネットが有効になっているWi-Fiの方を見てみましょう
上部の赤枠部をクリックします。
Wi-Fi

5.「詳細」をクリックします。
詳細ボタン

6.IPv4(青)とIPv6(緑)のIPアドレスが確認できました!
IPアドレス表示

IPアドレスは、2通りの確認方法がありましたが、GUIでここまで辿るのもちょっと面倒なので、私だったらコマンドで確認ですね!

私のように面倒くさがりな方は、ぜひコマンドを利用してみることをおすすめします!

逆に、できるだけ入力はしたくないという方も居られると思うので、そこは好き好きってところですね!

パソコンのIPアドレスの調べ方:IPv4とIPv6の違い

まずIPアドレスというものですが、わかりやすく説明すると住所みたいなもので、データを送り届けるのに送付先を間違えないようにするために各通信デバイスに登録されているアドレスとなります。

時代の変化により、外出先から電化製品等の制御ができるようになってくると通信デバイスは全世界でどれだけ必要になってくるのでしょうか?

そんな構想が生まれた頃に「ユビキタス」という言葉が飛び交ってましたが、だんだん聞かれなくなり、いつの間にか「IoT」という言葉が生まれかなりの年月が経ちました。

いろいろな家電製品を通信デバイス化して、IPアドレスを付与して遠隔制御を可能にする!なんてなかなか実現が難しいのでしょうね!

これを可能にするにはIPv4で割り振れるIPアドレスの数では足りないためIPv6が生まれました。

[イメージ]
IPv4 ***.***.***.***
IPv6 ****:****:****:****:****:****:****:****

IPv4は2の32乗(32ビット)なので何とか計算機で算出し、43億弱とわかりましたが、IPv6は2の128乗(128ビット)なので計算機では、数字が出せませんでしたが37~39桁ということは分かったので調べてみると「澗」という値でした(340澗)。

「澗」と言われてもわからないですよね?
見てみましょう!

いち 1
じゅう 10
ひゃく 100
せん 1000
まん 10000
おく 100000000
ちょう 1000000000000
けい 10000000000000000
がい 100000000000000000000
じょ 1000000000000000000000000
じょう 10000000000000000000000000000
こう 100000000000000000000000000000000
かん 1000000000000000000000000000000000000

これだけあれば全世界賄えますね!

と、そんなことで生まれたIPv6ですが、準備として現在はIPv4と並行運転しているため、パソコンでIPアドレスを調べてみるとIPv4とIPv6の両方が存在し出力されているのでした。

とらまん
とらまん

もし、興味がございましたら、マックアドレスの調べ方という記事もございますので、よろしければこちらも参考にしていただけたらと思います。

パソコンのIPアドレスの調べ方:まとめ

IPアドレスは、データ通信において通信デバイスを特定するための重要なアドレスであり、パソコンのIPアドレスを知る方法をコマンド編とGUI編の2つに分けて紹介しました。

コマンド編では、コマンドプロンプトを使用して「ipconfig」と入力し、表示された情報からIPアドレスを確認します。

一方、GUI編ではコントロールパネルから「ネットワークと共有センター」に進み、詳細からIPアドレスを確認できます。

IPv4とIPv6の違いについては、IPv4は32ビットで約43億個のアドレスを持ち、IPv6は128ビットで約340澗のアドレスを持つことがわかりました。

IPv6の登場は、IoT時代の到来や通信デバイスの急増を支える重要な技術であり、IPv4の枯渇対策としても期待されています。

サブネットマスクやデフォルトゲートウェイもIPアドレスの一部であり、ネットワークの設定に不可欠な要素です。

これからの未来において、IPv4からIPv6への移行が進み、より多くのデバイスがインターネットに接続されることで、新たな情報社会が築かれる可能性を考えるとわくわくします。

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