海ぶどう、その食材の発祥地の歴史と発見者の興味深い物語

海ぶどう、またはクビレズタとしても知られるこの食材は、沖縄の海で育つ海藻の一種です。

もともとは宮古地方で古くから食用海藻として食べられていましたが、1989年に恩納村漁協によって陸上養殖技術が開発されて以降、沖縄県全域に普及しました。

詳細については、ご一緒に見ていきましょう。

海ぶどうという食材の発祥と、その謎に迫る旅

海ぶどうは、沖縄の海で育つ海藻の一種で、その透明感と鮮やかな色合い、そして食べた時の触感で人々を魅了しています。

1989年に恩納村漁協によって陸上養殖技術が開発されて以降、沖縄県全域に普及しました。

この食材の発祥地や誰が発見したのか、その謎に迫りましょう。

とらまん
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「海ぶどう」の正式名称は「クビレズタ」と言い、元々の正式名称は、くびれのあるツタというイメージから「クビレヅタ」と付けられていました。

2000年に何故か改名されて、現在に至ってます。

海ぶどうの故郷

海ぶどうの発祥地は、宮古島とされています。

伝説によれば、宮古島の漁師が海ぶどうを発見したのは、昔々のこと。

ある日、漁師が海で網を引いていると、網に引っかかったのは普通の海藻ではなく、透明で美しい粒々がたくさんついたものでした。

その食感と味わいに驚いた漁師たちは、これを食べることに決め、その美味しさに感動しました。

とらまん
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とらまんも、昔沖縄旅行に行った時に初めて海ぶどうを知り、食べてみたところつぶつぶの触感やポン酢との相性の良さに感動した記憶があります。

東京では、なかなかお目にかかれないのでまた食べてみたいなぁ!

発見者の冒険譚

海ぶどうの発見者たちは、まさに冒険者のようでした。

宮古島の海を舞台に、透明な海藻を見つけるために日々網を引いていました。

その海藻は、透明で美しい粒々が、まるで魚卵が産みつけられているかのように輝いていました。

彼らは驚きと好奇心に満ちていました。

そして、海ぶどうは宮古島から広まり、今では沖縄の名物となっています。

この冒険譚は、私たちに海ぶどうを楽しむ機会を与えてくれた勇敢な人々の物語です。

とらまん
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新しい食材を発見するために、昔の漁師さん達は集合体を恐れずに、体を張って頑張ってくれたんですね!

ナマコなんかも、きっとこういった漁師さんが体を張ってくれたのでしょう。

海ぶどうの特徴

海ぶどうは海底にランナーと呼ばれる茎を伸ばし、その茎から海面に向かって垂直に伸びる茎を伸ばします。

この垂直に伸びる茎には透明感のある黄緑色の丸い粒状の葉がびっしりと付いており、魚卵が産みつけられているようにも見えます。

枝によっては無色のツブになっているものもありますが、これは日光に当たっていないために葉緑素が減退したために色が抜けている状態で、光をあてることで再び緑色になります。

クビレズタは複雑な形状をしていますが、なんといくつもの細胞からなる植物とは違い、一つの細胞でできているそうです。

不思議な海藻ですが、透明感がありとても美しいと思いませんか?

とらまん
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無色の海ぶどうも、それはそれで

白いいちごや、白い桃や、白いナスや、黄色いスイカ同様で気になるシリーズとして、いいと思います!

実際に食べてみた海ぶどうの食味

海ぶどうは、その独特の食感と鮮やかな色合いで人々を魅了しています。

沖縄の海で育つこの食材は、透明感があり、まるで魚卵が産みつけられているかのように輝いています。

不思議な海藻ですが、その美しさと食感は多くの人々に愛されています。

海ぶどうは、生のまま食べることができ茎の部分はコリコリとした食感で、丸い粒々を噛んだ時はプチプチと弾ける感じが伝わってきます。

ほんのり塩味があり、海の香りがします。

この特異な食材は、日本の食文化に新たな風を吹き込んでおり、その美味しさと不思議な魅力は多くの人々を引き付けています。

とらまん
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海ぶどうは低温に弱くつぶつぶが、しぼんでしまうようです。

なので常温保存となるので賞味期限は3~4日。

なかなか東京にはやってこない理由の1つなのでしょう。

海ぶどうの主な産地と旬

海ぶどうは、沖縄の特産で、養殖も行われています。

沖縄県の本島や久米島などが主な産地であり、2018年時点で沖縄全体の生産量は364トンでしたが、翌年12月のコロナのパンデミックが影響したのか、その後は低迷しております。

また、海外でも東南アジアやオセアニアなどで養殖されており、ベトナムやフィリピンから輸入されています。

沖縄では夏のイメージが強いかもしれませんが、美味しい海ぶどうが食べられる旬の時期は春と秋です。

この特異な食材は、日本の食文化に新たな風を吹き込んでおり、その美味しさと不思議な魅力は多くの人々を引き付けています。

とらまん
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海ぶどうの収穫は天候に左右されやすいため、収穫を増やすには養殖しかないようです。

2022年の養殖での収穫量は250トンとなっており、養殖場がさらに増えて安価に食べられるようになることを願います。

そして、東京にも届くようになって旬を味わってみたいです。

海ぶどうという食材/発祥について:まとめ

海ぶどうは独特な食感と鮮やかな色合いで魅了しています。

沖縄の海で育つこの食材は透明感があり、魚卵が輝くような美しさです。

枝によっては無色のツブになっているものもありますが、これは日光に当たっていないために葉緑素が減退した状態で、光を当てることで再び緑色に戻ります。

海ぶどうは複雑な形状をしていますが、一つの細胞で構成されている不思議な海藻です。

生のまま食べることができ、茎の部分はコリコリとした食感で、丸い粒々を噛むとプチプチとした弾ける感覚が楽しめます。

ほんのり塩味と海の香りが広がり、その美味しさと不思議な魅力は多くの人々を引きつけ、日本の食文化に新たな風を吹き込んでいます。

とらまん
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